重い生理痛にも効果てきめん!私を変えたシンプルな習慣「冷えとり健康法」の魅力(健康ライター)

●「冷えとり健康法」とは、万病のもとと言われる"冷え"をとる健康法。
●当健康法における”冷え”とは、体の上下半身の温度差によって起こる血行不良。
●基本的な考え方は「頭寒足熱」「食べすぎない」「心配しすぎない」の3点。
●日常生活のなかで無理なく継続できたことが不調の改善につながった。
●冷えとり健康法にはたくさんの魅力があるが、一番は”心地よい”こと。

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度重なる不定愁訴や重い生理痛、逆流性食道炎など……数年前までは、これでもかというくらい不健康の塊だった私。限界を感じつつあったある日、ふと私はとある健康法のことを思い出しました。その名も「冷えとり健康法」です。
この健康法を続けた結果、今では不調が改善され、以前と比べ物にならないくらい楽に生活できています。一番驚いたのは、始めて2ヶ月目から鎮痛剤なしで生理期間を過ごせるようになったことです。「これにはすごい可能性を秘められている!」と実感しました。
すっかりその魅力にはまり、今では冷えとり歴3年目に突入した私。多くの人にこの健康法を知って欲しいとの思いから、筆を執るにいたりました。当記事では、「冷えとり健康法」の基本からその魅力までをじっくりと紹介していきます!

”万病のもと=冷え”をとりのぞく「冷えとり健康法」

冷えとり健康法は、あらゆる体の不調の原因は”冷え”であると考え、その”冷え”をとることを目的としている健康法です。耳鼻科の医師であった進藤義晴氏という人物が、ご自身で開いた東洋医学の医院で冷えにアプローチする方法をとったところ、多くの症状に効果があったことから開発されました。
ここで言う”冷え”とは、よく耳にする冷え性のことではなく、体の下半身の温度が上半身に比べて低い状態のことを指しています。何もしなければ上下で5度くらいの差があるようで、この温度差のために引き起こされる血行不良によって体のあちこちにさまざまな不調が生じると考えられています。不摂生な生活や下半身を冷やす服装、食べすぎやストレスなどにより、冷えは溜まります。

冷えとり健康法における基本的な3つの考え方

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冷えをとるための基本は、「頭寒足熱」「食べすぎない」「心配しすぎない」の3つです。この3つを意識して正しい生活を送れば、もともと備わっている自然治癒力が高まり、万病を治すことにつながると考えられています。具体的な方法を、私の体験談と共に紹介していきます。

【1】頭寒足熱

半身浴・靴下の重ねばき・湯たんぽなどを使って、常に頭寒足熱の状態を作り出します。下半身(特に足首から下)を温め、上半身を涼しくすることによって温度差を軽減し、冷えをとっていきます。

・半身浴

美容目的として有名な半身浴ですが、冷えとりの場合も基本的なやり方は同じです。最低20分以上、38度くらいのぬるめのお湯にみぞおち辺りまで浸かります。一般的な半身浴と違う点は、入浴時間に制限がないこと。私は最長2時間ですが、冷えとり実践者のなかには7~8時間入浴する人もいるとか。
また、半身浴ができない場合は、足湯も同じくらいの効果があるそうです。手軽にぽかぽかと体の芯まで温まります。

・靴下の重ねばき

天然繊維100%の靴下を重ねて履きます。基本は絹の5本指、綿(毛)の5本指、絹の先丸、綿(毛)の先丸という順で4枚。初めて冷えとりを知ったとき、この「靴下4枚履き」という方法には違和感を覚えていましたが、やってみたらその心地よさに夢中に!冷えとり用の靴下は通常のものよりも薄くゆるめに作られており、締め付けがなく、むくまないところがポイントです。なにより、これだけ足元を温めていると自然と上半身は薄着でも大丈夫になります。

・湯たんぽ

眠るときに足元に置いたり、日中座った状態で仕事や家事をするときに足元に置いたりして使います。自然に冷めていく陶器製のものがベストだそうですが 、私は持ち運びのしやすさからポリエチレン製を使っています。

【2】食べすぎない

ゆっくりよく噛んで食べ、腹八分目を目安に食事を終えるようにします。できるだけ間食をなくし、消化器を休ませることも大事です。「食べすぎ」と「冷え」は一見無関係に見えますが、食べすぎると消化器を代表とする臓器に負担がかかり、また過剰な糖質や脂質が血管や血流に悪影響を及ぼすことから、密接に関係していると言えます。加えて、食べ物には体を冷やす陰性のものと温める陽性のものがあり、陰性のものを全体の5%ほど摂ると良いとされています。
少食の実践はもっと辛いものかと思っていましたが、胸やけや消化不良を起こすことが無くなり、「空腹って快適」と嬉しい発見もありました。

【3】心配しすぎない

ストレスや自己本位な考え方から起こるイライラ等を、冷えとりにおいては「心の冷え」と呼んでいます。一説によると、ストレスによる冷えの力は陰性の食品等が原因となる冷えの4000倍もあるそうで、ストレスを溜めずにおおらかに心を保つことが大切だとされています。
病は気からとも言いますし、実際にストレスから体調を崩すことが多かった経験から、この「心の冷えとり」はとても重要だと感じています。

体調不良が改善された一番の理由は”続けられたこと”

改めて振り返ってみると、なぜこんなシンプルな方法で長年の不調が改善したか、その一番の理由は”続けられたこと”にあると確信しています。一般的に体質改善には、個人の差はあれどある程度の時間がかかるものです。血液の新陳代謝が4ヶ月程と言われるように、変わったと実感するにはやはりそのくらいの期間が必要なようです。
実は冷えとり健康法に出会う前にも色々と試していましたが、どれも続かなかったせいか、あまり変化はありませんでした。そんななかでも、長い期間継続できたことが成功につながったのではないかと考えています。なにより、当方法はとても心地よかったので「続けなければ」と力まなくても自然とできました。食事や入浴など、生活のなかでやることばかりであるため、継続によって不調のもとである悪習慣を見直せたことも大きな要因だと考えています。

実践して分かった「冷えとり健康法」の魅力

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やればやるほどその奥深さと面白さにはまっていく、冷えとり健康法。身をもって実感したこの健康法の魅力をまとめました。

自分のペースで続けられる

基本をしっかり押さえれば、自分の状況に合わせてアレンジ可能なところが魅力です。例えば、日中は仕事で靴下が履けない代わりに、帰宅したら半身浴を長めにして靴下をしっかり重ねるなど、自分で工夫して楽しく続けられます。

誰でもいつからでもでき、他の療法とも併用可能

サプリメントや医薬品だと年齢制限や併用の注意がありますが、基本的に冷えとりは誰でもいつからでも始められます。

心身の両方に良い変化が期待できる

冷えとり実践者の体験談を読むと、体だけでなく心の持ちようも変わったというものをよく見かけます。変化には個人差がありますが、私自身は体調の他に気持ちの切り替えが早くなり、周りから「穏やかになった」と言われることが増えました。

生活習慣を無理なく改善できる

冷えとり健康法の教えは実生活と結びついたすぐにできるものばかり。続けるうちに、いつの間にか生活習慣が改善できる可能性大です。

心地よいから続けられる「冷えとり健康法」

「冷えとり健康法」にはたくさんの魅力がありますが、なによりも”心地よい”ことが一番の魅力かもしれません。心地よいから続けられ、続けられるから心地よくなっていく――。私を変えてくれた素敵なこの健康法に少しでも興味を持っていただけたなら、嬉しいかぎりです。
なお、方法自体はシンプルですが非常に奥深いので、「やってみようかな」と思われた方は冷えとり関連の書籍を読まれることをおすすめします。以下におすすめを載せておきますので参考にしてくださいね。

この記事を書いた人

重い生理痛にも効果てきめん!私を変えたシンプルな習慣「冷えとり健康法」の魅力(健康ライター)

蓮村 聖子

ライター

愛知県出身・在住。体が弱かった子供時代の体験から医薬品やサプリメントに興味を持ち、ドラッグストアに就職するも心身の不調から6年弱で転職。その過程でしだいに自然療法に惹かれ、学びを深めていく。
現在、いくつかの自然療法を自ら実践しながら「心と体の健康と自分らしい生き方」というテーマで独自に研究を重ねている。
趣味はアロマ・ハーブの勉強、古都への一人旅、読書、ゲーム、スピリチュアルなど幅広い。休日はお気に入りのカフェや美術館で思索に耽るのが好き。
また「創りだすこと・表現すること」をライフワークとしており、仕事の傍ら日々創作を続けている。

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