リバウンド知らず!?「日本流マインドシフト」を用いた快適ダイエット法(健康ライター)

●日本人である自分を認め、自分の感覚も認める作業が日本流マインドシフト。
●日本人の体質に合わない食事が、ダイエットを必要とさせる。日本人に適さない食材の代表格は、牛乳など乳製品。
●和食が日本人の体質には合う。一汁三菜と五色を基本とし、日本人に合った食材を選ぶ。
●「いただきます」と「ごちそうさま」は、ダイエットにもストレスにも有効な呪文。声に出すことで、明確に食事の開始と終了を脳に叩き込む。
●膳の利用で食べ過ぎを防止。おやつは必要ない。
●エクササイズは、自分の体の変化に気づきやすい筋トレから。
●自信を持ち自分を大切にすることが大事。

今のダイエット方法、自分に合っている確信はありますか?ある一つのことを軸にするだけで、沢山の情報からピッタリな情報を選ぶことができます。

それは、「自分は、他に変えようのない存在である」と認めることです。

まずは、日本人である自分を認め、日本人の体質に合ったダイエット方法を試すことで、体を整えていきます。

次に、感覚も認めていきます。メインは、触覚と味覚です。否定しようのない感覚を認め、自己肯定感を促し、心を整えます。

筆者の提唱する「日本流マインドシフト」とは、日本人である自分に目を向けることにより、心身共に整えていく方法です。禅宗の修行とアメリカで発案された瞑想方法「マインドフルネス」の手法を応用しています。
これを実践することにより、筆者は1か月で6キロ体重が減り、持病も落ち着いています。視点を移すだけで、これだけ結果が出ます。是非、試してみてください。

体質が日本人であることを自覚する

日本人に適さない食材の代表格は、牛乳など乳製品です。一説によると、日本人の80%以上が、乳糖不耐性だとも言われています。よって、いくら乳製品を摂取しても栄養にはならないのです。

農林水産省の平成27年度食糧需給表に基づくと、現代の乳製品摂取量は、昭和35年と比べると5倍近く多くなっています。乳製品が本当に日本人の体に合うならば、骨粗しょう症などといったカルシウム不足が引き起こす病気は減っているはずです。

では、厚生労働省の平成27年度疾病別年次推移を見てみましょう。昭和59年度の骨粗しょう症の患者数は、2万8百人。平成26年度の患者数は、5万6千人です。なんと2倍以上に増えています。

牛乳は一例に過ぎません。日本人であることを忘れ、日本人の体に適さない食事を摂っているからこそ、ダイエットが必要になり、病気にも苦しむことになるのです。

和食を基本とした7つの食事テクニック

現代では、糖分や塩分を気にされる方が多く、和食は敬遠されがちです。しかし、付き合い方さえ知っていれば、これほど強力な味方はありません。日本人にとって一番体に良いのはやはり和食です。

日本流マインドシフトでは、漫然と口に運ぶのではなく、味や食感を確認しながら食べることを大切にします。食事の最中も、自分の感覚を認める行動を取りましょう。

【1】一汁三菜と五色

バランスの良い食事を摂るのに最適な品数だったと考えられるのが、一汁三菜です。今でも食品は1日30品目摂取を目標に掲げられていますので、これぐらいの品数が必要です。

日本では陰陽五行説という考えを元に、五色の食材をバランス良く食べることが健康につながると考えられてきました。五色とは、白・黒・赤・緑・黄です。最初は何となくで構いませんので、食事の配色に気を配ってみてください。

【2】日本人に合う食材を選ぶ

日本人が消化しやすい食材の確認です。「まごこはやさしい」の食材を中心に食事メニューを組み立てていけば、大きな失敗はありません。

ま=豆類
ご=ごまなど種子類
こ=米 は=わかめなど海藻類
や=野菜と果物
さ=魚など魚介類
し=しいたけなどキノコ類
い=イモ類

調理法は自由です。塩分が気になるようでしたら、カリウムの多い食材を選ぶことにより、健康リスクは軽減されます。

【3】肉は薬と思うべし

肉は体を作るのに良い食材ですが、最近の研究では内臓負担が大きいとも分かってきています。諸刃の剣です。

日本では、仏教の影響により明治期まで肉食をほとんどしていません。日常的に食べられていたのは鳥類とウサギだけです。その他は、体調の悪いときに食べる薬扱いでした。

よって、肉は昔のように体調が悪いときの薬として食べるか、成長期や老年期の体作りのために食べるかが丁度良いと考えましょう。

【4】「いただきます」と「ごちそうさま」の有効性

食事の際、「いただきます」と「ごちそうさま」を心がけます。声に出すことで、明確に食事の開始と終了を脳に叩き込みます。

加えて、個食の多い現代。そんな時代だからこそ、口に出しましょう。これにより、食材になってくれた動植物のみならず、目の前にある料理ができるまでに関わった全ての人に支えられていると、再確認できます。

意外と多くの人に支えられていると分かると同時に、自分もまた誰かの役に立っているということにも気づくでしょう。

ちなみにこの習慣は、昭和初期に普及したと言われています。

【5】膳の利用で食べ過ぎ防止

昔は「膳」といって、一人一人お盆のようなものに料理を並べ、食事を摂っていました。今も売られています。そこに載るだけの料理を食べるようにすれば、食べ過ぎることはなくなります。

伝統的だと思われているちゃぶ台ですが、この文化は実は大正時代から始まったものです。案外歴史は浅いのです。

【6】メリハリのついた生活、「ハレとケ」の設定

ざっくり説明すると、「ハレ」とは非日常。普段とは違う自分でストレスを発散させます。「ケ」は普通の日です。

これをダイエットに取り入れます。「まごこはやさしい」以外の食べ物は「ハレ」の日の食事と設定。食べたくなったら「ハレ」の日まで楽しみにするようにします。

【7】おやつは必要ない

普通に「まごこはやさしい」の食事を摂っていれば、おやつは必要ありません。元々おやつは、成長期に必要な糖分補給が目的です。

どうしても食べたくなったら、煮干しやスルメなど海産物の干物をかじってください。食事以外では無駄に血糖値を上げないようにしましょう。

骨と筋肉を鍛えるエクササイズ

有酸素運動よりも先に、筋トレと骨トレを取り入れてみてください。自分の行動が結果として見えやすいからです。

些細な結果であっても、達成感を得られます。そのとき、脳内ではドーパミンが放出されます。ドーパミンは出過ぎても大変ですが、出なくても大変な脳内物質です。こまめに出してやれば、ストレスは軽減されます。

筋トレの方法はよく見られますが、骨トレは一般的ではありません。しかし、心身を整えるには大切な取り組みです。簡単なものとしては、歩くときにかかとから着地する方法が挙げられます。骨を響かせるよう歩く、これだけでも骨は鍛えられます。背筋を伸ばして歩くのがポイントです。

他にも、指先同士をトントンぶつけ合う方法や、歩くのが面倒でしたら、その場でかかとを上げ下げするのも有効です。

いずれも、自分の感覚を確認しながら行ってください。漫然と行うのではなく、筋骨に意識を向けることが大事です。

太陽と海と共に生きてきた日本人

日光には幸せホルモンと呼ばれる、セロトニンの分泌を促すことが分かっています。それに、体内でビタミンDも作ってくれます。ビタミンDには、カルシウムの定着を良くしたり、血中カルシウム濃度を高めたりする作用があります。

カルシウムなどミネラル分の多くは、海産物から摂取してきました。ミネラル分は、神経を整えるのに重要な栄養です。

日本人が心穏やかに、こつこつ真面目に過ごせてこられたのは、太陽と海の両方がそろっていたからではないでしょうか。これらは私達とは切っても切れない関係にあると言えます。

迷わない自分になるために

日本は2600年以上の歴史を持つ国です。気の遠くなる長い期間、多くの人が知恵を出し合い、支え合ってきました。この知恵を活用するには、自分の感覚に自信を持つことが重要になります。そこに思想の入る隙はありません。不快を覚えたなら、改善するよう頭を働かせることも大切です。

自分の体と心は、世界にひとつしかありません。それを守るためにも、先人の知恵と自分の感覚を大切にしていきたいものです。

この記事を書いた人

リバウンド知らず!?「日本流マインドシフト」を用いた快適ダイエット法(健康ライター)

旭堂花鱗

上方講談師

広島県出身、大阪府在住。
近畿大学在学中より旭堂南鱗に師事し、平成13年正式入門。古典講談を中心に学び、初高座は同年「オーク弁天寄席」にて『那須与一』を読む。説話や昔話をモチーフにした、児童向け講談を多数発表している。講談のほかテレビ出演や講演、雑誌「週刊文春」など様々なメディアで執筆活動を行なう。

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