内装もサービスも驚きの連続!銀座「ゼストキャンティーナ」のグルメバーガーを食べてみた(グルメライター)

●「ゼストキャンティーナ」が入居するG-Zone銀座は、アミューズメント感たっぷりで撮影スポットが多彩。
●アメリカ本土のダイナーと等しい、おおらかさとセンスが同居した店内はくつろぎ度満点。
●次から次へと運ばれてくるすべてのメニューのボリュームが、笑ってしまうほどアメリカン。
●大迫力のハンバーガーが、ランチタイムにはなんとセットで1,000円。
●奥まった立地のため、美味しい&超お得なのに意外と知られていない隠れ家スポット。

こんにちは!ライターの田中佐江子です。

“ハンバーガーの高級路線”といえば、いまやすっかりおなじみになりつつあるグルメバーガー。アメリカから上陸して以来、日本にも浸透し、表参道・原宿エリアを中心に各所でにぎわっています。

とはいえ、「美味しいとはいえ高いからなあ……」そんな本音を持つ方も少なくないのでは?“グルメバーガー=お値段もお高い”がデフォルトというわけではありませんが、巷にあふれかえるグルメバーガーはセットで2,000円超えがザラ。「ランチはワンコイン。高くても1,000円札1枚」というサラリーマンやOLさんの希望とかけ離れる現実があります。

ところが、そんなグルメバーガー界に救世主登場!「ランチセットで1,000円」という鉄板のお約束がうれしいだけでなく、「一度足を運んだらハマってしまう!」との声が続々と届きました。どうやらインスタグラム好きの女性を中心に支持率が高いそう。一体どういうこと?!これは気になります!

そんなわけで、実際に足を運んで確かめてみることにしました。今回訪れたのは「ゼストキャンティーナ」。銀座一丁目・京橋・有楽町各駅から徒歩3分、銀座駅から徒歩5分、東京駅八重洲口からもなんと徒歩8分という好立地です。

グルメスポットへの誕生以来、口コミで話題のG-Zone銀座

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「ゼストキャンティーナ」があるのは、銀座一丁目の首都高直下に立地するG-Zone銀座内。エリア一帯に隠れ家的お店が立ち並ぶことからグルメスポットとも呼ばれる銀座一丁目ですが、その中でもユニークな仕掛けが口コミで話題を呼んでいるとのこと。

訪れてみると、首都高に沿って作られた細長い施設に、通り沿いから眺められるオープンエアの店舗が好印象。「でも、おしゃれなお店という印象しかないなあ」と首をかしげつつ、入ることにしました。ところが、入口がない!通りから見えるいずれの店舗にもエントランスが見当たらないため、グルっと回ってみることに。

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すると、発見!伏見稲荷神社の方角に面したエントランスを見つけました。通りに面した店舗と印象が違います。なんだかアミューズメントパークの入口のようです。

まるでホラーハウス!入口から驚きのアミューズメント感

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重々しい扉の前に立つと同時にオープン。そのまま足を踏み入れると、「わっ!(驚)」。突然目の前にあらわれたのは、ホラーハウスなどでおなじみのガイコツ!でも、飲食店施設にこの仕掛けはユニーク。造りも精巧で、しげしげと眺めてしまいました。

このアミューズメント感あふれる内装はG-Zone銀座のコンセプトらしく、ガイコツやお化けはもちろん、洞窟をモチーフにした通路などがたっぷりと楽しめます。

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和食店前のエリアでは竹を用いていたりと、趣向をこらしたさりげない演出がポイント。そこかしこが撮影スポットで、スマホやデジカメで熱心に撮影にいそしむ女性でにぎわう光景が広がります。他店舗では味わえない“体験型施設”は、大人の遊び心をくすぐってくれるはず!

アミューズメントからアメリカ本土へ?!異国情緒あふれる「ゼストキャンティーナ」

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撮影を楽しみながらしばらく通路を進むと、暗がりの中で光が浮かびあがりました。「ゼストキャンティーナ」に到着です!映画などに登場するアメリカのカントリーバーそのもののエントランスは、気軽にくつろげる雰囲気が満載。

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そこから席へと案内してもらうと、いきなり視界が開け、高い天井に明るく広々とした木のぬくもりがぜいたくな空間が!ぐるりと見渡すと、ピクチャーやオブジェが効果的に配され、照明デザインにもセンスを感じます。アミューズメントからアメリカ本土へやってきた気分です。

サービス良すぎ!味もボリュームもアメリカンなサイドメニュー

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席へ到着するまでの間にかなり大満足してしまったとはいえ、話題の「US プレミアムビーフバーガー」をオーダーしなくては帰れません。メニューをよく見てみると、ジャーサラダ・フライドポテト(おかわり自由)・アイスティー(おかわり自由)・テイクアウトコーヒーがすべて付いてくるとのこと。これで1000円。価格破壊にも程があるとはまさにこのこと!

オーダーすると、すぐにやってきたのがアイスティー。その量が驚き!この日はひとりで訪れたにも関わらず、ボトル1本ドン!もちろん、全部飲んでしまったら、おかわりのボトルがすぐにもらえるとか。

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「さすがはアメリカンだなあ」などと余裕をかましながら美味しいアイスティーをゴクゴクしていると、続いてジャーサラダとフライドポテトが到着。「……え?これ、ひとり分ですか?!」思わずたずねるわたしに、「そうですよ!」ニッコリ微笑む可愛い店員さん。

すべてがアメリカ!味も本格派ながら、ひとつひとつのボリュームが「腹ペコでなければ許さぬ!」と挑戦されているかのよう。よく食べる人や、お腹を空かせた状態で訪問することを強くおすすめします。少食女子は、複数人で訪れてシェアがマストですよ!

見た目以上に食べやすい!大迫力のボリューム満点ハンバーガー

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いよいよメインのハンバーガーが登場!どこからともなく効果音が聞こえてきそうな大迫力!見るからにジューシー&ボリューム満点!食べる前からこれほど期待感をあおるハンバーガーと出会えて幸せ指数マックスです。

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ボリュームたっぷりのハンバーガーにゴクリとしながら、添えられた包み紙に入れ、思いきってガブリ!肉汁たっぷり、肉感しっかりめのパテ、シャキシャキした野菜、バランスよいソースにバンズがベストマッチング!「これぞアメリカ本土の味」と呼んで差し支えない一品です。厚みがある見た目以上に食べやすく、ポロポロこぼすことなく口に含むことができました。

さらに驚いたのが、メインにもフライドポテトがついてくること。「しばらくポテトを食べなくてもいい」と真顔になるほど、この日はハンバーガーとともにポテトを大量摂取。でも、まったく胃もたれもせず、最後まで美味しく完食!厳選された素材や調味料を使用していることを身をもって実感しました。

また、G-Zone銀座や「ゼストキャンティーナ」の内装が撮影スポットとしてピッタリなだけでなく、メニューもすべてフォトジェニック。カトラリーやテーブルセッティング含め、どの写真もおしゃれに仕上がるので、インスタグラムにアップして自慢したくなりますよ!

「高いわりにお上品なボリューム」とは一線を画すグルメバーガーを

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巷にあふれるグルメバーガーに対し、「高いわりにお上品なボリューム(量が少なくて物足りない)」という声が多くあがる中で、ここまで徹底したサービス精神旺盛なグルメバーガー+サイドメニューにはなかなかお目にかかれません。しかも、銀座の一等地でこの金額とは、驚きを通り越し企業努力に頭が下がります。

空間演出で楽しませ、メニューで満足させる、“一粒で二度美味しい”を体現する「ゼストキャンティーナ」。ぜひ足を運んで確かめてみてくださいね!

この記事を書いた人

内装もサービスも驚きの連続!銀座「ゼストキャンティーナ」のグルメバーガーを食べてみた(グルメライター)

田中佐江子

ライター兼フォトグラファー

Nikon一眼レフとiPhoneを愛する東京生まれ東京育ちのライター兼フォトグラファー。趣味は写真撮影、食べ歩き、街歩き、サッカー観戦。営業、ライフコンサルタント、マーケティング、生産管理統括など経験職種は多岐にわたる。得意ジャンルはグルメ、インテリア、街コラム、トラベルなど。

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