ポストコメダ!?愛知を代表する喫茶店「支留比亜(シルビア)珈琲店」を徹底調査(グルメライター)

●モーニングの聖地・愛知県で人気の「コメダ珈琲」だが、ポストコメダといわれる喫茶店「支留比亜(シルビア)珈琲店」があることを知る人が少ない。
●愛知で喫茶店が人気な理由は、「茶の湯文化の継承」「打ち合わせ場所として使用」「モーニングサービスの発祥地」が挙げられる。
●それらをふまえて、「くつろげる空間」「お得感」がある喫茶店は人気!コメダはその要素を満たしている。
●シルビアも同じように共通する部分があるので、頭角を現すのは時間の問題と考える。
●実際にシルビアの人気メニューを食べて、そのおいしさやこだわりを知ろう。

モーニングの聖地・愛知県。代表的な喫茶店として絶大な人気を誇るのが「コメダ珈琲」ではないだろうか?休日には家族揃って朝から「コメダに行く!」という家庭が多いほど、愛知県民にとってコメダは愛されるモーニングスポット。

しかし、私は知ってほしいのである。

愛知県には”ポストコメダ”と言われるほど人気の喫茶店「支留比亜(シルビア)珈琲店」があることを……!

シルビアは創業した年もコメダと4年しか変わらず、店内の雰囲気の良さやメニューの豊富さも決して負けていない。愛知県では人気の高い喫茶店のひとつだ。モーニングサービスも行っており、提供されるトーストもとてもおいしいのである。現在東京には2店舗しかないが、そのおいしさをもっと知ってほしいと日々感じている。

全国の民よ!愛知県のおいしい喫茶店はコメダだけじゃないんだぜ!

今回は、大人気喫茶店のコメダとあらゆる角度から比較を行い、シルビアの魅力を伝えていく。読み終わるころには、シルビアに行きたくなる魔法にかかっていることを期待している。

そもそもなぜ愛知県では喫茶店が人気なのか?

まずは、愛知県はなぜ喫茶店が人気なのか考えてみよう。考えられる理由は以下の3つである。

【1】「茶の湯文化」の継承

尾張徳川藩政期には「茶の湯文化」が庶民の間に浸透していた。その影響で、お茶を飲んで一服する習慣が現代にも根付き、それが喫茶店に発展したといわれている。

【2】工場地帯における打ち合わせ場所としての役割

トヨタの本拠地である愛知県には工場が多い。工場で働く人たちのための打ち合わせ場所や休憩場所として喫茶店が活用されてきたといわれている。

【3】モーニングサービス発祥の地

モーニングサービスの発祥地として、愛知県一宮市・愛知県豊橋市・広島県広島市などが挙げられている。一宮では昭和30年代前半に、繊維業を行うスタッフが昼夜問わず喫茶店に訪れていた際に、マスターが朝のサービスとして、コーヒーにゆで卵とピーナッツを付けたことが始まりとのこと。
そこからあらゆるお店がサービスに工夫をし、お得に朝食が食べられる文化が発達した。次第にビジネスマンの人気になり習慣として広まり、ビジネスマンからその家族へ魅力が継承され、休日に喫茶店に行く家庭も多い結果になったのではないかと考える。

歴史の観点から見ると、「お茶を飲む」といった習慣が根付いていたことが大きい。また、お茶を飲むだけではなく、+αでお得なサービスを受けられることから、喫茶店人気に火がついたのではないだろうか?

人気の喫茶店に共通すること

ここからは、人気を得るお店の共通点を紐解いていこう。コメダがぶっちぎりで人気一位になる理由はここにあるはずだ!

くつろげる空間の提供

工場スタッフやビジネスマンが、打ち合わせや休憩したいときに使用したい、家族と一緒に使用したい、という願いから「ゆっくりとくつろげる空間」であることが大前提であると考えられる。また、モーニングサービスといった「お得感」を提供できることも重要である。

では、コメダはどうか?

コメダの空間キャッチコピーは「誰もがくつろげる『街のリビングルーム』」だ。天井の木材やレンガは本物を使用し、温かみのある空間を演出。さらに椅子やテーブルの高さ・幅にもこだわっており、お客様が自宅にいるかのようにくつろげる空間を実現している。

また、コーヒーを注文すればトーストやゆで卵が付くモーニングサービスをはじめ、無料で閲覧できる新聞や雑誌、お得にコーヒーが楽しめるコーヒーチケットなども用意されている。

つまり

・くつろげる空間
・お得感

=愛知県民が好きになる喫茶店の要素を満たしているのである!

シルビアとコメダを比較してみる

人気の喫茶店の要素を知り、さらにコメダがその要素を完璧に満たしていることがわかったところで、実際にコメダと、シルビアを比較してみよう。

歴史

コメダの創業は1968年。シルビアは1972年。4年の差はあるが、どちらも歴史ある老舗の喫茶店だ。コメダだけに歴史がある!というわけではないことが分かる。

全国店舗数

2017年現在、コメダは700店舗以上を全国で展開している。対するシルビアは40店舗ほど。しかし、ここ10年でシルビアは全国へ店舗を増やし続けており、今後もさらなる増加が期待できる。

お店の雰囲気、こだわり

コメダは温かみのあるテーブルや椅子を使用し、広々とくつろげる空間提供している。そして、コーヒー豆は世界各国から厳選された豆を国内で焙煎するコメダ独自の製法を活用。
同じくシルビアにも広々としたソファ席やテーブルがあり、上品な空間を提供している。コーヒー豆は指定した豆をブレンド、お店で独自の粗さに挽いている。また、モーニングサービスも行っている。

結論:シルビアにはコメダに負けない歴史と環境がある!

・くつろげる空間
・独自のコーヒー豆、お得なサービスの提供

コメダに負けないほど、人気喫茶店の条件を満たしているシルビア。着々とファンを増やし、全国各地に店舗を展開するのも時間の問題かも!?

シルビア最大の魅力「パンメニュー」を実食!

喫茶店としてコメダに負けないシルビアの魅力を理解したところで、シルビアの人気メニューをご紹介しよう。シルビアでは特にパンメニューにかなり力を入れており、その数は実に30種類以上。中でも独自のメニューを個人的にオススメしたい。

ゴーダチーズが香る「カルボトースト」

シルビアへ行ったときにぜひ食べてほしいメニューがこの「カルボトースト」である。カットされた厚切りのトーストに、ベーコン、玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマンの入ったホワイトソースがたっぷりかかった一品だ。

ゴーダチーズでコクが出されたソースがとにかく美味い。ソースをお皿に一滴も残すまい、とパンで拭いながら完食したくなるほどだ。

満足度MAX「三元豚のカツサンド」

さて、個人的にもうひとつオススメなのがこのカツサンドである。キャッチコピーは「満足度最高」……もう、喫茶店メニューのキャッチコピーとは思えないが、食べれば分かるであろう。

「満足度最高」であることを……!

分厚いカツがドーンと挟まったカツサンドはボリューム満点。カツは揚げたてサクサクで、とってもジューシー。喫茶店のクオリティとは思えないほどなのである。

※余談だが、密かに私はこの縦パンメニューを「最強縦ラインナップ」と呼んでいる。

あれ?シルビアに行きたくなってきたんじゃない?

「くつろげる空間」や「お得なサービス」を体現した喫茶店は強いということがわかった。コメダだけでなく、シルビアもこれから先ますます発展していくことであろう。
そのときに「え?知ってるよ!」とドヤ顔ができるように、今からシルビアへ通ってみてはいかがだろうか?

この記事を書いた人

ポストコメダ!?愛知を代表する喫茶店「支留比亜(シルビア)珈琲店」を徹底調査(グルメライター)

田中さやか

ライター

兵庫県出身、東京都在住。
テレビ番組制作会社での勤務を経てライターに。
食べることが大好きで、特に朝ごはん、パン、パンケーキに目がありません。
全国の朝ごはんを紹介するブログを運営したり、ライフスタイルマガジン「朝時間.jp」にてコラムの執筆など行っています。毎日の暮らしがちょっと楽しくなるようなヒントを提案しています。

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