こんにちは。名古屋で占い師をしているみやびん.です!
私のもとには、OLさん、看護士さん、主婦など、多くの女性が訪れます。お客様の内訳では、既婚者と未婚者の割合は1対9くらいでしょうか。みなさん、口をそろえて、「彼氏が欲しい」「結婚したい」とおっしゃっています。人生をともに生きる伴侶を得ることの重要さがわかりますね。なぜならみなさん、本当にお悩みなんですもの。
鑑定に来ていただける方は、どなたも健気でとても素敵な女性です。優しく可愛らしく、美しく聡明で、頑張り屋さんで艶っぽくて性格の良い女性ばかり。
「恋人がいない」「結婚できない」という悩みを抱えているとは、パッと見て想像がつかないほどです。たくさんの方を鑑定させていただく中で、恋人ができない、また、恋人ができても結婚までたどり着かない女性の3つの「共通点」が浮かび上がりました。
【鑑定事例1】親孝行者であるA様のケース
Aさん29歳。とても親思いで、可愛らしく女子力の高い女性にみえます。OLとして働いており、休日はお弁当を作って彼氏とお出掛けしたりしていい感じです。
そんなAさんのお悩みは、今まで何回も別の男性と結婚話が出たことはあるけれど、結婚話が出ると急に彼との関係が嫌になって逃げるように関係性を断ってしまうというものでした。先日、お付き合い中の彼にも「親に紹介したい」という申し出を受けたそうです。すると、またその悪い癖が出て逃げ出したい気分になっているということです。
話を聞いて占ってみると、「結婚したらお母さんが一人になってしまう」という不安を抱えてみえるようでした。お父さんとお母さんが不仲で、Aさんが「かすがい」の役割を担っているという認識をもたれているようです。
そこで、私はAさんに一人暮らしをすすめました。最初は、親を置いて一人暮らしをすることに難色をしめしたAさんですが、自分が家を離れてみるとかえって両親が仲良く助け合って暮らしていることに気づかれました。そのことに少しショックな様子のAさんでしたね(笑)。
そして、一人暮らしのAさん宅に転がり込んだ彼とめでたくゴールを決められました。親孝行は美徳です。しかしながら、自分の幸せを犠牲にするようでは本末転倒ですね。
【鑑定事例2】人気者で友人が多いB様のケース
Bさんは38歳。同性の友達が多く、とても朗らかな女性です。同性の友人が多いことは、性格がいい証拠でしょうね。Bさんは、いわゆる女系家族の中で育ったようです。親戚付き合いはお母さんの姉妹の関係が中心で、姉が一人という二人姉妹です。
Bさんはここ三年ほど男性に縁がなく、「私はこのまま枯れてしまうのでは」という不安を持って鑑定にお越しになりました。
Bさんは、癒し系の雰囲気を持っていてとても魅力的な女性です。今まで実際に交際することはあったものの、長続きしないので恋人を持つのが面倒なのが本音のようです。自身が公務員をしいているので、彼氏や結婚相手に経済的なものはそれほど求めていないと言います。一見すると、相手を探すのは簡単なように思えます。
しかし、彼女にはいくつかの別の条件がありました。それは、「テーマパークに一緒に行ってくれる人」「毎日のLINEでの連絡を欠かさない人」「素敵なカフェを一緒に楽しんでくれる人」の3つ。私は、Bさんの理想の中にいる男性の女子力の高さに唖然としたものです。
男性は、テーマパークに行くのも、LINEをまめに送るのも、カフェに付き合うのも、全て女性に合わせていることが多いもの。男性の「釣った魚に餌を与えない」的な行動は、実は交際期間が長くなると、本来の自分のペースに戻っているだけのことなのです。女系家族で育ったBさんのつまずきは、共感力などといった同性の友人に求めるようなものを異性にも求めてしまっているが故のものでしょう。
「Bさん、女友達と楽しんだらいいんじゃない?男は面倒くさいわ、それ。」
私のその一言で、ハッとしたBさん。「長続きしない理由がわかりました。そうですね。男性に女友達に求めることを望んでいたのかも。」男性に女子力を求めなければ、これからのBさんの恋愛はきっと長続きするでしょう。
【鑑定事例3】上品で謙虚なC様のケース
C様は25歳。彼氏いない歴は25年。いわゆる一度も男性とご縁がなかった方です。男友達も全くいないとのこと。とはいえCさんは、とても綺麗で上品で謙虚な方です。実際にはとてもモテているのでは?と思いました。
Cさんと話をしてみて、私がCさんの素敵なところをどんなに褒めてもCさんは受け取ってくれない点が気になりました。「私なんか」という姿勢を崩さないCさんです。
占いでは「演じる」というアドバイスが出たCさんです。「今は自信がなくても自信を持っているふりをしてください」という言葉を伝えました。
演じた結果、少しずつ本当に自信を持つことができたCさんは、持ち前の美しさにプラスして笑顔の魅力がアップしました。高嶺の花に見えて近寄りがたかった今までのイメージが一掃され、何人か男友達ができました。
フレンドリーになったCさんに恋人ができる日は、そう遠くない気がします。謙虚であることは、親孝行と同様これまた美徳であります。しかし行き過ぎた謙虚さは、自己評価の低さの裏返しでもあります。残念ですが、それを自信のなさで可愛いと捉えてもらえるかというと、「気取っている」「お高くとまっている」と思われてしまうことがあるのですね。
いい子・いい女の「固定概念」外した時に訪れる幸せ
上述の3つの事例で挙げた、「親孝行者であること」「人気者で友人が多いこと」「謙虚であること」は、恋人ができない、または結婚までたどり着かない女性によく見られる共有点です。
これらの点は、褒められようとも、批難させることではないでしょう。しかし、その「固定概念」こそが、恋人や結婚相手が見つからない「難」かもしれないという視点を持ってみてはいかがでしょうか。
もちろん、その視点は持つことはとても難しいものです。かえって「もっと頑張った方がいい」と「難」な部分を自ら強化してしまっているケースもあります。
頑張りすぎのお客様に、その理由を明らかにしてお伝えすることにより、「恋愛が上手くいくようになった」「結婚できました」という声が続出しています。この記事を読んで、一人でも多くの方がHAPPYな毎日を送れるよう願っています。