『シャーマンキング』麻倉葉に学ぶ、現代社会に必要なゆとりある心の持ち方(マンガライター)

●麻倉葉は、バトル漫画『シャーマンキング』の主人公。相手が誰であれ受け入れようとする姿勢を持つ。
●葉の口癖は「なんとかなる」。名は体を表すことから、言葉によっては「息抜き」と「けじめ」を同時につけられる。
●本物に触れなければ実態はわからない。葉は将来みんなが穏やかに暮らすため戦いに身を投じることを選んだ。先入観を捨てて人を真正面から見据える必要がある。
●人は、心さえ折れなければ強くあれるもの。時には無理解な人々を受け流すことで飲み込まれないまま前進できる。
●ユルい生き方は、存外熱く強いもの。葉のように心のゆとりを意識しながら生きていきたい。

連載を終えてもなお固定ファンが多い少年漫画『シャーマンキング』。何故人々は当作品に飽くことがないのか。私は、「当時少年少女だった読者の心の教本になっているからではないか」と考えている。なぜなら、今でも作中の思想に影響を受けているという意見を度々見かけるのだ。私もその一人であり、特に主人公・麻倉葉の考え方や行動は大人になった今も見習いたい点ばかりだ。
心のゆとりが見直される現代だからこそ、ユルい主人公・麻倉葉を通じて凝り固まった心をほぐしてみてほしい。

この記事を書いた人

『シャーマンキング』麻倉葉に学ぶ、現代社会に必要なゆとりある心の持ち方(マンガライター)

囲井 玖

ライター

福岡出身、在住。
会社勤めをする一方、文章を書く仕事が諦めきれず現在に至る。
趣味は創作活動、音楽や自然音を聴くこと。サブカルチャー、深層心理、オカルト、動物、健康、家電、についても興味あり。
文章形態に関係なく自由に文体を変えることが得意(日本語に限る)。

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